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婚活とひとくちに言っても、そのスタイルは実にさまざまです。
共通点としては、男女の出会いのあるところに自ら積極的に参加するということです。
現在でも多いものに、職場恋愛による結婚も婚活と言えます。
一部企業では社員同士で結婚してもらい、その後も夫婦ともに企業に残ってがんばってもらう取組みとして、職場恋愛を通しての婚活を推奨しているところもあります。
友人・知人を通しての『縁』を活かしたのも、婚活の一種と言えます。
友人・知人から紹介してもらい、合コンのようなスタイルをとるのが一般です。
問題点としては、女性側の幹事の水準より下が多く集まるケースが多く、男性陣としてはメリットが少ないことが多いです。
ただ、女性陣の収入レベルやキャリアが高い場合は、逆にレベルが同じかそれ以上の女性が集まりやすいです。
この場合はもちらん、男性陣も収入面などでそれなりの水準を満たすのがマナーになります。
合コンつながりで言えば、最近は地方公共団体(都道府県や市町村など)が主宰となって行われるものがあります。
これらは地域の人口減少や少子化の防止を目的として、積極的に主催しているケースです。
合コン形式だけでなく、料理をいっしょに作ったり、旅行に行ったりなどの共同作業を通しての婚活を提供しています。
募集は、都道府県や市町村の広報誌やHPでされています。
費用も低廉(数百〜数千円程度)で、サクラがいないのが利点です。
しかし募集人員が少ないことが多く、抽選にあぶれる人のほうが多いといった問題点もあります。
それと個人の感想としては、男女とも30代以降が多く、あまりぱっとしない人が集まっています。
地方公共団体つながりで、面白いものをもうひとつ。
過疎化が深刻な市町村で注目を集めているのが、1年間程度の共同生活を通しての婚活。
その間、気に入った人ができたら、結婚して地元に残ってもらうことが目的です。
こういったところでは、結婚して地元に残ってもらうのに、各種手厚い保護制度があるのが特徴です。
ただ、過疎地域と言うことで、社会人としては通勤が困難なケースもあるのが問題点です。
個人で婚活をしたい人に、さいきん人気なのが婚活バー。
都市部で人気が出ており、一対一の男女の出会いが期待できます。
ただ、どういった相手かがはっきりしないので、コミュニケーションをとりながら慎重に相手を見極める必要があります。
ゴルフやアウトドアなど、共通の趣味を通じての婚活もあります。
会社や公共団体、自治体などが行っています。
こういった趣味系の場合、男性がある程度スキルをもっていることがポイントになります。
インターネットを使って個人情報を登録して、自分の希望の条件の人を探す結婚情報サービスがあります。
オーネット、ツヴァイ、ノッツェなど、だれもが一度は聞いたことのある大手が参入しています。
出あい系と違い、登録者の身元を確認できた人だけが利用できるので、サクラの心配がなく安心です。
また会員の数も1社当たり数千〜3万人前後と多く、とくに都市部の人にとっては希望する人を手軽に探しやすいと評判です。